「仕事」と「わたし」  日和屋 製造部長


Q1.あなたの所属する部門(沼津ファクトリー)について教えてください。
 
ひものの製造および一部卸売をしています。
冷凍原料のアジを主体に、かます、エボ鯛、ほっけ、きんきを8000~10000枚/日に
製造しています。
主要取引先は主に大川水産、築地荷受け数社を通して都内近郊のスーパーや
百貨店に出荷しています。
 
Q2.あなたの役割について教えてください。
 
製造管理全般を担当しております。                                  中でも原料調達を主に担当しており、各産地の取引先様と連携しながら
より良い魚を仕入れる様にしています。
直接現地で取引先の方と一緒に実際の魚を見ながら、
日和屋で使用できる魚のレベルを取引先に理解して頂くことが重要です。
その上で先方が「これなら」という物だけをこちらにサンプル提案して頂きます。
その中からこちらが独自の判断基準により全て加工してから
見極めて買付をしています。
また、人員の管理も行っており各従業員とコミュニケーションを取りながら
働きやすい職場つくりに取り組んでいます。
 
Q3.その部門において今までで一番成功した体験はなんですか?
 
原料調達については旬という限られた時期の間に、予定していた
品質の物を確保する事が出来た時です。
旬の時期に順調に水揚げがあると、味の良い原料が大量に確保できた
ということですから、品質の向上・安定に関して大きなメリットがあります。                                                      人員管理については従業員の方々の協力を得て製造数量のUPにより
数値(売上、収益)の改善が出来た事です。
 
Q4.その部門において今までで一番苦労したことはなんですか?
 
上記の部分では一昨年国産の鯵の原料が無くなってしまった時は
焦りました。
また、こちらに赴任した際には私の方針と従業員との間に隔たりがあり
理解してもらうまでには相当苦労しました。
 
Q5.今後達成するべき目標や、それにまつわる具体的な取り組みはありますか?
 
日和屋の良さをどの様にして商品を通じてお客様に伝えていく事ができるか?
と云う事が一番大事だと考えています。

その為には更なる品質の向上は欠かせません。
魚の切り方から味付け方法、干し時間の見直し、凍結の徹底。
現在行っている工程を否定する事ではなく、より良く高い水準で
維持、管理出来る体制をつくり上げます。
並行して衛生管理にも力を入れて取り組み、誰もが安心して
日和屋の商品を選んで頂ける工場を目指します。
 
Q6.あなたにとって仕事をしていて一番胸を張れる瞬間はいつですか?
 
やはりお客様から「おいしかった」の言葉を頂けた時と、
お店にリピーターの方からのご注文を戴けた時です。
 
Q7.プライベートで最近の癒しやハマっていることはありますか?
 
毎週日曜日に趣味のゴルフの練習をしている時と、2月に一度気の合う仲間と
ゴルフコースに出て腕試しをする事でしょうか?
(スコアが良ければ更に癒されると思いますが・・。)
 
Q8.この会社にはどういう人が向いていると思いますか?
 
好奇心と向上心のある方ではないでしょうか。
ひものというごくありふれた商品に対して興味を持ち
「なんかこうしたらもっと良くなるかなぁ?」とか
「こんなことしたらもっと食べやすいなぁ」みたいな発想から
色々な発見が出来る方が向いているのではと考えます。